忍者ブログ
ここはPCゲーム『ザ・シムズ2』の 物語風プレイ日記を公開しているサイトです
05 / 19 Sun 11:48 ×
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

10 / 15 Sun 07:27 #御風 ×

7645257djpeg

女三人で寄り集まってると、話題がいつまでも尽きない。
ひとしきり学校のことで、盛り上がった。
「昨日、すごかったよね、バービー。それにしても、キッドは最低」
ハニーの言葉に、あたしもジェシカもうんうんと頷く。
「それにしても、あの子のうちも、お母さんしかいないんだね、知らなかった…」
「そういう家、けっこう多いよ。珍しくもないって言ってたけど、あれ本当」
うちのクラスだけでも、レオン・ブロッサム、バービー・ライト、あと確かノーマ・ラン
ゲラクもそうだったはずだ。半分しか血の繋がらない兄弟姉妹を持つ子も、多分
少なからずいるだろう。

あたしがつらつら考えていると、ハニーが、憤慨したように言った。
「でもキッドより許せないの、レナードだよ」
「あー…」

edb3a135jpeg

「レオンのお母さんのこと、あんなふうに言うなんて、信じられない。人間的に
許せない、私」
「…」
まあ、元を正せばヤツが元凶なわけだし、ハニーが怒るのも無理はない。レオン
に対する言葉も少しひどかったと思う。
でも、本当はそこまで悪いやつじゃないんだけどなあ。そう思ったけど、二人の
前では一応、口をつぐんでおいた。

その後、ハニーが思い出したように報告してくれた。

「そう言えば私、お祖母ちゃんの店でバイトすることにしたんだ」
「へーいいな、遊びに行こうっと」
「一応、お店なんだから、お客さんとして来てよね」
「その店、魚置いてる…?」
「いやジェシカ、ハニーのお祖母ちゃんの店って確か雑貨屋だから」
「なんだ、そうなの」
「あ、でも魚の形の文鎮とか、魚模様のお皿とかはお店にあるよ」
「わあ…いいね」(←目がきらきらしてる)
本当にそのうち行くねと、あたし達はハニーと約束を交わした。

1f6d3b52jpeg

その日の夜。
二人が帰ってから、宿題でもやろうかと机に向かったら…出たよ、悪魔どもが!


2b6c110ajpeg

「無限のかなたへさあゆくぞー」
「ゆくぞー!びしゅーん!スリンキイイイーッ」
きゃっきゃっと甲高い声で、うるさいったらない。
「二人とも、お姉ちゃんお勉強中だからー静かにしてー」
「やだー遊んで遊んでー」
「お姉ちゃん、またダンスして、ばたばたダンス!」
うう、うるさいよう。仕方ない、明日は日曜だし、宿題は後回しにしよう。

まずはマリーから。

54238acdjpeg
「ほい、ばたばたダンス~」
「きゃははははっ」
何で、子供ってこんなのが楽しいのかなあ。あたしも、小さい頃はこうだったの
かな。覚えてないけど…。

さんざん踊ったマリーが疲れて寝てから、ロザリーともダンス。

077fabcbjpeg

「マリー長々とずるい、あたしもマリーと同じくらいダンスしてね」
「…はい、それじゃロザリーちゃんと、ばたばたダンス~」
「ばったばった!」

51ce9427jpeg
9db2eadejpeg

ようやく、二人とも寝てくれた。もう体くたくたですよ、お姉さんは。

7f271cc4jpeg

でも、そのうち二人も大きくなって、ダンスなんかせがまなくなるんだろうな。
そう考えると、少し寂しい気もする。
何だかんだ言って、あたしはちっちゃい子の世話をするのが、けっこう好きな
んだよね。だから、できることなら、将来はいっぱい子供が欲しいな。
…子沢山のジャーナリストって、ちょっと厳しいかな?(あたしの夢はジャーナ
リストになることなのだ)

まあ、何はともあれ、今日は楽しかった。
明日もいい事があるといいな。

>>NEXT   >>MENU   >>BACK

PR
NAME
TITLE
MAIL
URL
VOICE
EMOJI / FONT COLOR
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
 
"御風" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.