忍者ブログ
ここはPCゲーム『ザ・シムズ2』の 物語風プレイ日記を公開しているサイトです
05 / 19 Sun 10:13 ×
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

10 / 15 Sun 08:49 #御風 ×
1c4064b7jpeg

俺はアイザック・ウェルズ。趣味はバイトと貯金。
上に姉貴と兄貴が一人ずついるが、どちらも家を出たので、今は両親と俺の
三人暮らしだ。

684b22c1jpeg

俺の住んでいる地域は、東区の中でも特に低収入層が寄り集まっている、一種
吹き溜まりとでも言うかな。
つまり、俺の家ははっきり言って貧乏だ。趣味がバイトと言ったのは、本当の所
必要に迫られてってのが大きい。ま、嘘じゃないんだけどさ。

60e7edf4jpeg

見よ、このボロ屋!同級生に見せたら、映画のセットと勘違いされそうだよな。
あいにく、正真正銘、俺の生家だ。


4f83cdc2jpeg

「親父、おはよう」
「おーおはよ。アイザック、どうだ調子は?」
「悪くないよ。いま、宿題片付けてたとこ」
「くはー。朝っぱらから、宿題なんかして、えらいなーお前」
「あんた、ごちゃごちゃ言ってないで、早く席につきな」

1d04efefjpeg

これが俺の両親、コニーとブラッドだ。
母さんのコニーは、顔は怖いし性格もまあちょっと怖いけど、頼りになる一家の
大黒柱。BRのスーパーでもう十年以上パート勤めをしている。
親父はちょっと頼りないけど、人は好い。何度も転職して、一時まじで無職の
ヒモ状態だったこともあるけど、今は西区のホテルでバリスタの職を見つけて
俺の知る限り真面目に通勤しているようだ。

b9d6e6f9jpeg

「あたしの子供達は、みんな根性があるよ、怠け者は一人もいない」
「母さんの子だからさ」
俺の言葉に、親父がすねた。
「お前なあ、ガキってのは母さんだけじゃ出来ないんだぞーいいか、俺と母
さんがねっとりとな」
「止めなブラッド、子供の前で」
母さんのフォークがぎらっと光ったのを見て、親父は言葉を途切らせた。
子供ったって、俺もう十代なんだし、ウフフのことくらい知ってるのに。
俺は、親父に向かって「わかってるよ」と、ぱちっとウィンクしてみせた。

「今日はバイトが休みなんだろ」
と、コニー。
「うん、だから宿題ちゃっと片付けて、ゆっくりしようと思ってさ」
バイトがない=稼ぎがないってことで、俺としちゃあまり嬉しくもないんだけどね。
「正解だよ、今日はガーティたちが来るからね。マイクも大学から帰ってくるよ」
「え!」
やった!
やっぱり訂正、今日はいい日だ!



>>NEXT   >>MENU   >>BACK
PR
NAME
TITLE
MAIL
URL
VOICE
EMOJI / FONT COLOR
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
 
"御風" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.